今日も病院へ行きました。
午前中に目が覚めたのですが、どうも体調が思わしくなく、
疲労が溜まってるのか、それとも食事が喉を通ってないからなのか、
自分では解りませんが、起き上がる事が出来ず、結局昼までグダグダしてました。
正直、空腹を全く感じないんです。
水分は摂取してますが、食事は見舞いが終わった後の夜1食だけ。
やばいですね。
母の容態ですが、昨日より動きが少ない感じがしました。
呼びかけても反応が少し鈍く、単に状況が少しづつ把握出来て、
落ち着いてるのならいいのですが、体力が落ちてる可能性もあります。
ただ、何かを伝えようと、じたばた体を動かす際、大丈夫だよと言うと、大人しくなったりもします。
脳の検査もあったのですが、それについてまだ医師からの説明はないので、
今の段階で、良い方向に向かってるのか、まだ判断する事は出来ません。
そんな中、やはり今日も担当の看護師から、
延命措置についてどうするか、尋ねられました。
緊急を要する際、これでは医師も困るだろうし、可能性がゼロでなければ、
何らかの結論を出さないといけないと思い、昨夜、延命措置について、自分なりに調べました。
正直、何となく理解してる程度だったので、その内容や画像等を見て衝撃を受けました。
賛否あるかとは思うのですが、自分が感じたのは、
これを母にはしたくない。でした。
勿論、存在してくれてるだけで、心の拠り所にはなります。
しかし本人は苦しい、辛いとも言えない状況で、雁字搦めで体内に管を入れられ、
ただ単に生かされてるだけの状態を希望するでしょうか。
そう思ったんです。
脳梗塞で半身麻痺になって7年程度になります。
この約7年間、母は、長年自分でやっていた店をたたみ、大好きな料理、園芸、
趣味も諦め、体力と相談しながらの外出に、日々の生活は家族の支援頼み。
また、思った事が脳内でうまく纏まらず、言いそびれたり、誤解を招いたり、
時には感情のコントロールが出来ず、家族と喧嘩になったり、
そんな今の自分に失望と絶望も味わいながら、どうにか折り合いを付けて、やって来てたのです。
そして何より、後遺症と戦いながらも、本人は必死にリハビリに耐えてきたのです。
本人が一番辛かったんです。
これほどの苦しみを味わい、受け入れたくない現実を突き付けられて来たというのに、
さらに苦痛と辛い思いをさせる事は、自分は酷だと思いました。
ですので、本日、決心しました。
身体に負担のかかる延命措置は拒否します。
そう看護師に伝えました。
劇的な回復は無理でも、寝たきりだっていい。
話せなくたっていい。ただ、一緒に過ごせるこの時間を大切にしたい。
そう思い、今日も病院からの連絡が無い事を願いながら、1日を終えます。
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