2016年5月2日月曜日

終活


昨夜、終活に関する番組をやってましたね。


何とも、恐ろしい位の絶妙なタイミングですが、


有り難く見させて頂きました。

 
誰でもいずれは経験する事。でも、受け入れたくはない現実。



考えてはみるものの、縁起でもない。とか思い、遮断してしまいがちですが、



先に経験された方の意見は、非常に貴重だと感じました。







実は、以前から、母にそれとなく、


終活について何度か尋ねた事があるんです。


この手の番組をあえて一緒に見て、さりげなく聞いてみたり、


健康番組等を見た後で、生活習慣の改善を目的として、


あれこれ今の問題を提起し、その延長線上で終活。と言った感じです。




今の生活のままでは、再発する可能性もあるんだよ。

今度、再発したら、もう絶望的になっちゃうかも知れないし、

もし、寝たきりになったら、どうするの?





みたいな感じから入り、


さりげなく葬儀や延命治療について、聞いてました。





この時の回答が、今の母の考えと同じかどうかは解りません。


その点は気になるのですが、結局は家族が辛い決断するのは事実。


ならば、少しでも意思表示しておくことで、家族の悩みの軽減にはなる。


このブログを読んでる皆さんは、どうされてますか?





自分が恵まれてるのは、こうやって準備する事が出来るという事。


そういう意思表示を一度は知る事が出来てるというのは、


非常に有り難いと思ってます。








ここ最近の母ですが、いまだ余談は許さない状況。



時々熱を出したりしていますが、見る限りでは安定しているようです。


ただ、足だけはどうにもならず、悪化しています。





先日、母が通ってたデイのスタッフさんが、わざわざお見舞いに来てくれました。




以前から、余程の事が無い限り、親戚等にも伝えなくていいと言ってたので、


母が話せたら、きっと呼んだ事は嫌がったとは思います。


でも、自分はあえてお見舞いに来ていただく事を承諾しました。




なぜなら、母が築きあげて来た人間関係です。


母を心配して見舞いたいと言ってくださる事は、


それだけ母を大切にして下さった方々です。


それに、家族だけの病室は、心労も重なってますから、


空気が重くなりがちです。





そんな雰囲気や、母の容態や心理状態、病室の空気等も含めて、


全て一度破壊したいと思ったんです。





母は、そのスタッフの方の声をちゃんと聞き取れていて、


一生懸命手を握ったり、足を動かしたりして、アピールしてました。





元気に振る舞う事で、少しは違う何かが出てきてるかもしれません。


とは言え、まだ予断を許さない状況が続きそうです。


だったら、母を慕ってくれる人に囲まれて、少しでも楽しい時間、


そんな人達と出会えた喜びを味わって欲しい。




そう思って、面会をどんどん受け入れるつもりです。





人に囲まれる事。母は嫌ってましたが、そう悪い事ではない。



それに気付いてもらえたら、嬉しい限りです。

















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