昨夜、終活に関する番組をやってましたね。
何とも、恐ろしい位の絶妙なタイミングですが、
有り難く見させて頂きました。
誰でもいずれは経験する事。でも、受け入れたくはない現実。
考えてはみるものの、縁起でもない。とか思い、遮断してしまいがちですが、
先に経験された方の意見は、非常に貴重だと感じました。
実は、以前から、母にそれとなく、
終活について何度か尋ねた事があるんです。
この手の番組をあえて一緒に見て、さりげなく聞いてみたり、
健康番組等を見た後で、生活習慣の改善を目的として、
あれこれ今の問題を提起し、その延長線上で終活。と言った感じです。
今の生活のままでは、再発する可能性もあるんだよ。
今度、再発したら、もう絶望的になっちゃうかも知れないし、
もし、寝たきりになったら、どうするの?
みたいな感じから入り、
さりげなく葬儀や延命治療について、聞いてました。
この時の回答が、今の母の考えと同じかどうかは解りません。
その点は気になるのですが、結局は家族が辛い決断するのは事実。
ならば、少しでも意思表示しておくことで、家族の悩みの軽減にはなる。
このブログを読んでる皆さんは、どうされてますか?
自分が恵まれてるのは、こうやって準備する事が出来るという事。
そういう意思表示を一度は知る事が出来てるというのは、
非常に有り難いと思ってます。
ここ最近の母ですが、いまだ余談は許さない状況。
時々熱を出したりしていますが、見る限りでは安定しているようです。
ただ、足だけはどうにもならず、悪化しています。
先日、母が通ってたデイのスタッフさんが、わざわざお見舞いに来てくれました。
以前から、余程の事が無い限り、親戚等にも伝えなくていいと言ってたので、
母が話せたら、きっと呼んだ事は嫌がったとは思います。
でも、自分はあえてお見舞いに来ていただく事を承諾しました。
なぜなら、母が築きあげて来た人間関係です。
母を心配して見舞いたいと言ってくださる事は、
それだけ母を大切にして下さった方々です。
それに、家族だけの病室は、心労も重なってますから、
空気が重くなりがちです。
そんな雰囲気や、母の容態や心理状態、病室の空気等も含めて、
全て一度破壊したいと思ったんです。
母は、そのスタッフの方の声をちゃんと聞き取れていて、
一生懸命手を握ったり、足を動かしたりして、アピールしてました。
元気に振る舞う事で、少しは違う何かが出てきてるかもしれません。
とは言え、まだ予断を許さない状況が続きそうです。
だったら、母を慕ってくれる人に囲まれて、少しでも楽しい時間、
そんな人達と出会えた喜びを味わって欲しい。
そう思って、面会をどんどん受け入れるつもりです。
人に囲まれる事。母は嫌ってましたが、そう悪い事ではない。
それに気付いてもらえたら、嬉しい限りです。
ランキングに参加してます。更新のモチベーションになりますので、
一票宜しくお願いします。
0 件のコメント:
コメントを投稿